体験会にいらっしゃるお母さま、お父さまへのアンケートで「気になっていること」をお聞きすると、一番に上がるのが『集中力』です。
もちろんゲームや好きなことをしている時の子どもたちの集中力には、いつも驚かされていると思いますが、これが宿題となると話が違ってきます。
宿題を始めてちょっとすると飽きてウロウロ、「うちの子集中力がないのでは?」となるわけです。
子どもの集中力の持続時間はどのぐらい?
子どもの集中力の持続時間は、幼児までは「年齢+1分」と言われており、小学生で15分程度、医学的に見て大人も40分程度だそうです。
ですので、学校の漢字ドリルや計算ドリルなどの宿題も大人レベルで集中しない限り、途中で飽きてしまうのは当然の結果ということになりますね。
では、子どもが集中力を高める方法にはどんなものがあるでしょう。
- オリジナルのルーティン
- ゲーム感覚で
- コップ1杯の水
子どもの集中力を高める方法って
集中力を高める方法って、本当にあるのでしょうか?
一つずつもう少し詳しく見ていきましょう。
オリジナルのルーティンを一緒に作る
子どもと話し合って、好きなもの、こだわりの文房具などを使うと決めることも大事です。
今はパソコンでのお仕事が主流かもしれませんが、お母さま、お父さまもお気に入りのボールペンや万年筆とか使っていたりしませんか?
子どもだって、お気に入りのものでやる気がアップ↑することもありますよね。
高学年であれば、お気に入りの手帳なんかを準備して、自分で管理するのも楽しいですね。
短時間に区切って、ゲーム感覚で
どうせ15分しか集中できないなら、それより短くてもいいので、タイマーを使って時間を計ることもおススメです。
子どもたちは、とにかくタイマーやストップウォッチが大好きです(^^♪
気が進まない勉強も、時間を計ることでモチベーションが上がるのもよくあることです。
もちろん子どものタイプにもよりますが、乗ってくるようであれば「〇〇分だけやる」と、時間を自分で決めることで集中しやすくなることがよくあります。
始める前にコップ1杯の水を飲む
人間の脳の80パーセントは水でできていると言われており、勉強の前にコップ一杯の水を飲んだ子どもたちに集中力と記憶力のアップが認められたという実験結果があります。
集中力が必要な場合は、取りかかる前にコップ1杯の水を飲むといいかもしれません。
私もときどきやっていましたよ。
番外編
それでも、どうしてもやる気がでない、よくありますよね(-_-;)
そんな時は、、、
人は集中力が一度途切れると、次の集中まで23分はかかってしまうそうです。
それなら思い切って、折り紙やジグソーパズルなどパズル系のもの、簡単なボードゲームなどをやってみるのはいかがでしょうか?
これらの遊びは、簡単そうに見えて、意外に記憶力と集中力が必要な遊びです。
普段から取り入れることによって、知らず知らず集中力が養われますし、出来上がれば達成感も感じられます。
そのまま宿題に取りかかれれば最高ですが、ダメでも親子のコミュニケーションの時間にもピッタリではないでしょうか?
それだけでも、試してみる価値はありそうです(*^^*)