時間もお金も限られている中で、子どもたちの習い事の選択には頭を悩ますことでしょう。
まず第一に、子どもの興味が向く習い事を選ぶのは大前提と言えます。
実際小さいうちに好きなことを好きなだけやらせることで、将来の職業や進む道に役立ったという親御さんも少なくありません。
時間的に余裕のある幼児期や小学生のうちにやりたいと思うことにどんどんチャレンジさせてあげるのがよいのではないでしょうか。
小さい頃の好奇心が重要
小さい頃の子供の好奇心はとても貪欲です。
でも年齢が上がれば上がるほど、自信がない、時間がないといってやらないことが多くなります。
そのうちに宿題に追われ、塾に追われ、やらなければならないことのほうが増えていきます。これでは大人と変わりません。
好きなことに没頭した経験がないことは、大人になってからのデメリットも多いことは容易に想像できます。
その後、メンタルの面で問題が出てくることもよくあることです。
ぜひ子どものうちにやりたいことを、体験させておいてあげたいものですね。
習いごとのメリットってどんなこと?
習いごとをさせるメリットは、学校でも家庭でも得られない子供の世界を広げるチャンスだということです。
実際、学校や学年の違う仲間と一緒に学びあうことは、とても意味のあることです。
遊び仲間のような学校という枠の中でつながる仲間ではなく、自分が興味があることでつながる仲間はとても心地いいもののようです。
また、自分の好きなことや特技を極める楽しさを見出したり、家庭や学校では得られない特別な経験を積むことができるのも、子どもならではのメリットではないでしょうか。
習いごとのきっかけとは?
子どもが習いごとを「やりたい」と言い出すきっかけは、テレビやyoutubeなどのメディアの影響、または友だちの影響が多いと思われます。
普段から子どもを観察し、好きなことややってみたいことをリサーチするのもいいでしょう。
やりたいと言った習いごとでも実際にやってみると興味を持たなかったなどという場合もよくあります(笑)
まずは体験会などに参加して、習いごとや先生との相性を見てみることも大切です。
習いごとで養われる力とは?
子どもが好きなことに出会うと、黙っていても集中力が養われます。
夢中になって何時間でもやり続け、お迎えが来ても一向に帰ろうとしないこともよくあります。
また夢中になってやることで専門的な知識がいつの間にか身につき、新たなものを生み出す創造力に発展することもあります。
どんな習いごとでも、好きなものであれば夢中でやることによって思考力、問題解決能力のような生きる力=非認知能力が養われることでしょう。
まとめ
非認知能力と呼ばれる生きる力を育むにためには、親が子どもに適した環境を与えられるかという親の姿勢にかかっているといっても過言ではありません。
非認知能力は、前頭葉が発達する10歳前後に育てることがより良いと言われています。
ぜひ、この時期に子どもたちの非認知能力を育む習いごとをさせてあげたいものです。
その際、親は子どもが目標に向かって自分で進むことができているかを確認し、サポートすることで子どもたちはいろいろな力を得ることができるのです。