
先日、生徒の一人が遠く単身赴任のお父さんのもとに、お母さんと二人旅立っていきました!
新しい教室に転籍する予定で、教室を探してくれています。
運よく近くに教室があったようで、見学に行こうと思ったそうなのですが、
どうしても教室の中に入れなかったという、メールが届きました。

場所見知りでも大丈夫?
思い起こせば、彼はお母さまが言うには元々場所見知りというお話でした。
実際、体験会の時もお母さまの後ろに隠れ気味。
ちょっと恥ずかしがり屋なのかな?とは感じていましたが、
体験会が始まると楽しそうにロボットを作っていました。
とても満足して帰ったようで、すぐに入会されるという連絡が入りました(*^-^*)
無事入会していただいたのですが、そこからが大変でした。
元気にやってくるのですが、一人で中に入ることができません。
お母さまから、「しばらくは一緒にいてもいいですか?慣れれば大丈夫なので、、、」というお申し出がありました。
保護者同伴でレッスンってできますか?
元々わたしたちのロボット教室は、センシティブなお子さまが多く、ほかの子と一緒だと集中できない子も多い傾向にあります。
他の保護者の方が見守る中では十分に力を発揮できなかったり、集中できなかったりと結構難しいのです。
おかげで、同じことに興味を持つ子どもたち同士、教室内ではリラックスして過ごせています。
そんなこともあり、いつもは保護者さまの見学はご遠慮いただいているのですが、
今回はどうにも一人では中に入ってくれないなかなかの強者(;^ω^)
大丈夫そうになったら、そうっと出ていくというお約束で、中に入っていただくことにしました。
何回かお母さまの同伴が続いたある日、一人でも大丈夫と言ってくれたらしく、
お母さまに階段まで見送ってもらい、ついに一人で教室に入ることができました。
時間をかければ、どんなことでも少しずつ自信がつきます(*^-^*)
そこからも何度かお母さまの手を引いて、一緒に入ろうとすることが何度かありましたが
「お友だちが待ってるよ!」「一番乗りだね!」「今日の改造も楽しみだね!」などの声掛けで、
スムーズに教室に入れるようになりました。
もちろん、一緒に学ぶお友だちのおかげでもあります。
ロボット制作においてもゆっくりマイペースですが、じっくり確実な成長を見せてくれました。
特に好きだったのが、応用編の改造です(*^-^*)
必ず「バトルしようぜ!」と、どんなロボットでも戦いに持ち込みます。
戦車風だったり、剣がついていたり、防御用の盾だったりと自由な発想で作るロボットはいつも楽しげです。
こんな風にリラックスして、のびのび作るロボットは今の自分の総力を結集した作品です。
子どもなりに前回作った作品の気に入った構造をまねたり、
時間をかけて少しづつレベルアップするロボット制作スキルは、見ていて本当に楽しみです。
必要なら一緒に参加されても大丈夫!ご相談ください(^▽^)/
私たちの教室は、少人数制です。
子どもたちには、それぞれのペースがあります。
毎回ロボット制作に向き合うことで、一人ひとり得意なところもペースの違いも見えてきます。
どんな子でも気長にやり続けることで、その子の得意を伸ばしていけると思っています。
学童期までは、自立する前のゆっくり時間をかけるに値する大切な時期なのです。
そのために少人数制で一人ひとりにじっくり向き合いながらサポートしています!
子どもたちにとっての安心安全を心掛け、自分たちらしくいられるからこそ
居心地のいいと感じられるのではないでしょうか。
「一人で参加できない」「何となく不安」「場所見知り、人見知りがある」など心配なことがあれば、
いつでもご相談下さい!
こだわりがあって、じっくりゆっくり進むお子さまこそ
生きる力の宝庫かもしれません(^▽^)/